恋愛で受けた傷は恋愛でしか癒せないってことですね・・・たぶん違うw *1
- 新たなスーツケースを購入(出資)しました。
- PLEVO - The World's Most Innovative Smart Luggage
- Complain with the Airline's Smart Baggage Policy の意図するところ
- PLEVOは3種類
- 共通情報
- RUNNER:機内持ち込みサイズ、専用PCケース/スペースあり
- INFINITE:荷室が拡張できる大型スーツケース 87L+15L
- UP:専用ガーメントケースを備えたフォーマル戦闘コンテナ?
- 価格(出資額)
- 送料
- 日本からも出資出来ます。
新たなスーツケースを購入(出資)しました。
スマートスーツケースの祖Bluesmartの解散を知り、、、
→ それを受けて衝動的に自身のBlueSmartからもバッテリーの取り外し、、、
→ その為に一切のセキュリティがなくなるというお粗末な結果に、、、
(単なる考えなしのアホ・・・
ということで、セキュリティのない、泥棒さんWelcomeのBlueSmartの延命をどうしようかと考えた結果・・・新しいスマートスーツケースのプロジェクトに出資しました(╹◡╹)
PLEVO - The World's Most Innovative Smart Luggage
PLEVOは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで出資受付を開始、その後 のスマートスーツケースのプロジェクトです。
PLEVO - The World's Most Innovative Smart Luggage | Indiegogo
Complain with the Airline's Smart Baggage Policy の意図するところ
PLEVOの紹介ページには以下の表示があります。
「航空会社のスマート・バゲッジのポリシーに準拠しているのでPLEVOは世界中を旅するのに安全です」と謳っているのは、バッテリーが着脱式ということ。
以前に上記の記事で記したことがありますが、USの航空会社がスマートスーツケースの規制に乗り出した理由はリチウム電池の発火懸念です。
その為、取り外せば問題ないでしょ?というのがPLEVOの主張で、実際にアメリカン航空は取り外せばOKとコメントしているようです。
また下記の4団体の規格に準拠しているとの明示もあります。
- TSA:アメリカ合衆国運輸保安庁 Transportation Security Administration、スーツケースに最近付いているTSAロックのTSA
- DOT:アメリカ合衆国運輸省 United States Department of Transportation
- FAA:アメリカ連邦航空局 Federal Aviation Administration
- IATA:国際航空運送協会 International Air Transport Association
バッテリーがなければ、「スマート」スーツケースとして機能しないのでは?
・・・と思ったので、コメント欄で質問してみた結果、直接以下の回答をいただきました。
- PLEVOには2つのバッテリーがあり、1つは着脱式のリチウムバッテリー(8000mAh、16.28Wh)、もう1つはバックアップ用のニッケル電池(2.16Wh)
- リチウムバッテリーが取り外された状態でも、PLEVOの全ての機能はバックアップのニッケル電池を用いて使用できる
- ニッケル電池へはリチウムイオンバッテリーが接続された際に自動的に充電されるので、ユーザー側で個別充電する必要がない
Nickel Batteryと示す充電池(二次電池)がニカド電池かニッケル水素電池かの明記はありませんが、後者は言うなればeneloopです。
かなり安全性が確保されている電池と言われているので、それが故に規制に抵触することはないということでしょう。
PLEVOは3種類
このPLEVOはRUNNER、INFINITE、UP の3種類がラインナップされています。
実は紹介ビデオに謳われた機能には、特定のPLEVOのみの機能もあり、全ての機能が全てのPLEVOに備わっているわけではありません。
その辺りも含めて各々を解説していきます。
共通情報
先に紹介したのを含みますが、改めて共通情報から紹介していきます。
- 取り外し可能なリチウム電池パック(8000mAh)→USB/USB-C/MicroUSBで給電可能
- TSA、DOT、FAA、IATAに準拠
- Lifetime Gurantee(生涯保証)
- Bluetoothを用いたDistance alart(距離が空いたら通知→盗難防止)
- 秤が組み込まれており、預け入れ荷物の規定内かどうかの重量を知ることが可能
- Face ID、Touch ID、モールスコード、鍵によるセキュリティ
- これらを司るiOS、Androidアプリ
- デザインとしてハンドルがケースの端に設定されているワイドハンドル→ケース内でハンドルの伸縮レール分の凸凹がない!
- 現在は赤、ピンク、シルバー、青の4色展開。出資額$1,000,000-到達時のストレッチゴールとしてグラファイト色の追加も。
6/29現在、$50,000-の目標額に対して$100,000以上の2倍の出資を集めており、プロジェクトは達成済み。(ストレッチゴールにはまだ1桁足りない・・・)
- 2018年8月4日出資締め切り→2018年10月提供予定
万全のセキュリティ
これらの中で秀逸なのが、Face ID、Touch ID、モールスコード、鍵による万全のセキュリティ体制。




- Face ID(顔認証)、Touch ID(指紋認証)→これらはPLEVO自体にセンサーがあるわけではなく、iPhone/Androidアプリ内でこれらの手法が使えます。
- つまり、PLEVOから離れた状態でもBluetoothが届く距離であれば、個人の生体認証でセキュリティの開閉が可能ということ。
- モールスコードは繰り返しのプッシュパターンで開けることが可能で、スマホがなくても動作可能
- その上でこれらの機能は全てリチウム電池パックを外しても、予備のニッケル電池で動作するという万全体制
- それに加えて、普通の鍵での開け閉めにも対応 と至れり尽くせり。
RUNNER:機内持ち込みサイズ、専用PCケース/スペースあり
機内持ち込みサイズのRUNNERの特徴は専用のPCケースがあり、それ用のスペースがハンドルの間に設けられていること。
これにより空港での手荷物検査などのときに直ぐにPCを取り出せます。
外側のサイズ感はこんな感じ(インチ表示なので22*13.9*9 inch ≒ 55.9*35.3*22.9cm)。
荷室のサイズ配分は蓋側スペース:メイン室=1:2といった感じ。
この分け方もBlueSmartには似ていて個人的には好み。
内部デザインはこんな感じでメイン室はクロスバンドで止めるデザインです。
一方で、紹介ビデオにあったGPSによるトラッキング、荷室の拡張機能、スーツなどをシワ無く収納する専用ガーメントケースはRUNNERにはありません。
GPS trackingとDistance alartsの違い
共有機能で説明したようにRUNNERを含む全てのPLEVOにはDistance alarts(距離が離れた際の注意喚起、盗難防止)は備えられているようです。
ただ、これはBluetoothを使った、長くても十数m程度の近距離アラートです。
例えばロストバゲッジのように航空会社などの手違いで全く違う国にPLEVOが行ってしまった場合はDistance alartsは機能しません。
通信圏内にPLEVOがないことは分かっても、それが何処にあるかは把握できません。
一方でGPS trackingの方はその通りにGPSを用いて世界中の何処でも荷物を探すことが出来ます。
ただし、このGPSトラッキングには3G携帯ネットワークとその為のモジュールが必要で、RUNNERにはこのモジュールが組み込まれてない模様です。
尚、その為の通信費は1年間無料、以降は年間12ドルとのコメントがなされていました。
3G通信ネットワークと言っても、その通信規格はマチマチで日本でも対応する規格に対応しているかの明記はありませんでした・・・
INFINITE:荷室が拡張できる大型スーツケース 87L+15L
INIFINITEは荷室の拡張機能が備えられたRUNNERより大きい預け入れ荷物サイズです。
サイズは28.3*17.9*11 inch ≒ 71.9*45.5*28cm、この28cmの奥行きが31.7cmに広がります。
荷室のサイズ配分は蓋側スペース:メイン室=1:2といった感じですが、拡張させると蓋側スペースが広がることになります。
(内部デザインはRUNNER同一のため割愛)
こちらにはRUNNERにはなかったGPS trackingが備えられています。
一方で、RUNNERにあったPCケースやそれ用のハンドル間の背面側の荷室、スーツなどをシワ無く収納する専用ガーメントケースはINFINITEにはありません。
うーん、ということは外側に何もポケットがないというですか・・・
UP:専用ガーメントケースを備えたフォーマル戦闘コンテナ?
UPはINIFINITEより一回り大きく、専用ガーメントケースが備えられているのが特徴。


専用ハンガーが3着分備えられていて、そのまま外してホテルのクローゼットにかけられるようになってます。
ほぼスーツサイズそのままなので、折りシワがつくこともありません。
ちょっと尖った仕様のようにも見えますが、長期出張ビジネスだったり、ドレスコードが厳しいレストランとかに行くのには重要ですね。
サイズは31.4*19.7*11 inch ≒ 79.6*50*28cm。
スーツなどをシワ無く収納する為、幅と高さが大きくなってますが、奥行きは11inch ≒ 28cmと変わりません。
一方で、RUNNERにあったPCケースやそれ用のハンドル間の背面側の荷室、INIFINITEにあった荷室拡張の機能はUPにはありません。
うーん、荷室拡張の機能がないのがホントに残念。
メイン荷室がスーツで占められるからこそ、他の衣装類を入れる為にもあった方が良かったと思うのですが・・・
ちなみに、RUNNERにはなかったGPS trackingがUPにも備えられています。
価格(出資額)
8/15現在、各PLEVOの出資額は以下のようになっています。
Indiegogoでもすでに出資募集期間はすぎ、その後でも出資を受け付けるInDemandとして出資受付中です。
参考までに、公式HPに表示された市販予定価格も記しておきます。
- RUNNER : $269 (Indiegogo InDemand)、$495(市販予定価格)
- INFINITE : $335 (Indiegogo InDemand)、$595(市販予定価格)
- UP : $ 355 (Indiegogo InDemand)、$749(市販予定価格)
RUNNERとINIFINITEには2台セットの出資枠もあり、1台だけ購入するよりも単価は安くなります。
- RUNNER 2セット: $509
- INFINITE 2セット: $629
違うPLEVO同士のセット、3台セットの出資枠もあり、こちらも単価は安く済みます。
- RUNNER + INFINITE : $569
- RUNNER + UP: $559
- INIFINITE + UP: $649
- RUNNER + INFINITE + UP:$979
送料
アメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポール、香港、中国 + EU 28カ国の計34カ国はDOMESTIC SHIPPINGとして送料はかからないようですが、日本からの出資は送料が発生するINTERNATIONAL SHIPPINGになりますので御注意を。
日本からも出資出来ます。
Indiegogoはアメリカのクラウドファンディングサイトですが、日本にも進出を始めており、一部日本語表示もあります。
とはいえ、大半は英語表示ですが、日本からも簡単にアクセス、出資可能です。
実際にPLEVO RUNNERが届いたら、またレポートします。
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